四国旅行 その参 そしてオチ
三日目
メインはしまなみ海道。大島・大三島・生口島に寄り、因島で妹に頼まれた「はっさく大福」を探し、そして一路自宅へ向かいます。
朝一番でもう一度道後温泉の街並みを見学してホテルの温泉でゆったり温泉を堪能して出発しました。
来島海峡
当初、亀老山展望公園(愛媛県今治市)
で眺めようと計画していたのですが、寄った来島SAで十分にきれいに観れたので、大島は寄らず。
お買いもの好きの母が、お土産物を買いたくて、道の駅を連呼しているので、大きな道の駅のある大三島に向かいます。
大山祇神社
大三島には道の駅が二つあります。ここならお土産を買いたい母も満足してくれると思い、島に降りました。が、私としてはその前に有名な神社も寄ってみたいので、まずはそちらに。
でも、気持ちは道の駅だったんですよね~。しかも、それまでに金刀比羅宮とか観光してるし、規模の違いは否めず・・・
大三島道の道の駅
があるのですが、当然両方寄りました。
前記の方は素朴な田舎の道の駅と言う感じで、農産物が安く売られています。全国の道の駅によくあるパターンですね。
後記の方は海のそばにあり、眺めも良く次に渡る橋が見えます。
物産コーナーも充実していて、特産品コーナーでは農産品・海産品と別れたコーナーで売り場があり、買いやすくなってます。その上、ふれあい屋台市と言うコーナーでは地元の農産物がかごに入って売られています。とても広大な敷地なので、そこをウロウロするだけで楽しくなってきます。
又、大きなレストランがあり、メニューも当地ならではのものがありました。
私たちは、幻の高級魚と書かれたマハタに興味津々。ちょっとお高めでしたが、マハタ丼を食べる事にしました。
さて、心置きなくお土産も買ったし、お腹も膨れたし、次は島ごと美術館とうたっている生口島に向かいます。こちらには美術館や博物館もあるし楽しみです。
島ごと美術館 | 観光スポット | SHIMAP しまなみ海道観光マップ
平山郁夫美術館 | 観光スポット | SHIMAP しまなみ海道観光マップ
耕三寺・耕三寺博物館 | 観光スポット | SHIMAP しまなみ海道観光マップ
が・突然の終了!
多々羅しまなみ公園を出るときに、車がガンと何かに乗り上げ、そして100m程進んだところで、運転手の「ダメだ」の声。
みるみる左後ろのタイヤがぺしゃんこになって行きました。
そうです、 パンク です。
こうなったら、車は1mも動かせません。
運悪く、私の車はスペアタイヤが積まれてないタイプなんです。
頭の中では、 美術館は? はっさく大福は? とぐるぐる回りますが、どうしようもありません。
すぐにJAFに電話をして事情を説明して、救助を待ちますが、ここはしまなみ海道の中間にある大三島、たかがパンクでも簡単ではなさそうな予感がひしひしとします。
40分待って、やっとJAFが今治から到着。
バッサリ避けたタイヤは使い物にならず、応急処置で車を安全な広い場所に移して牽引の準備を始めました。
タイヤは交換するしかないので、JAFの方が近くのガソリンスタンドとか色々電話で探してくださったんですが、四輪駆動なのでサイズがぴったりじゃないとダメとの事。しかも!これがまた、万が一を考えてスタッドレスを履いてきたんですよね~!
簡単に有るわけありません。ここは四国です、さすがにまだスタッドレスの時期じゃないですもん!
と言う事で、島内での修理を諦め新品タイヤの在庫を探した所、尾道のオートバックス(さすが大手)で見つけ、そちらまで車を移動することにしました。もう、島にはどこにも寄れません。一気に広島県に移動となりました。
あ~突然のさようなら~!しまなみ街道~!(未練たらたら)
JAFのお兄さんにはお世話になりました。
無事に車をオートバックスまで運んでいただきました。
ありがとうございました。
でも、私、転んでもただでは起きないタイプです(*^^)v
ここは尾道。確か来る前に調べた情報では、「はっさく大福」の本場のはずです。
タイヤ交換を待っている間、スマフォで調べて、お店のお姉さんに一番近いお店を教えて貰いました。エヘヘ、生口島の美術館には寄れなかったけど、もう一つの目的はちゃんとはたして帰りましたとさ。
自動車道路の発達の恩恵
今回、時間ぎりぎりでフェリーに間に合ったり、帰りも何とか日付が変わらないうちに家に着けたのは、舞鶴若狭自動車道の全線開通のおかげでした。
福井から岡山まで行く場合、今までは名神高速→山陽自動車道経由でしたが、これだと恐怖の大阪・神戸渋滞があるんですよね。
舞鶴若狭自動車道を使って行けば、大阪府を通らずに京都府と兵庫県をかすって岡山に入れます。おかげで渋滞知らずでした。
終わってみれば
三日間ともお天気に恵まれ、元気で帰宅出来て、本当に楽しい旅行でした。
旅にハプニングはつきものとは良く言ったものです。このことが、この旅行を一生忘れないものにしてくれる事でしょう。