毛皮の歴史

毛皮の歴史

毛皮はエジプト時代以前からあったもので、寒さを防ぐために、最も原始的な衣服の材料でした。

狩りで捕った動物の毛皮を身体にまとう事で、権威を付けるための物としても使われました。

婦人の間で使われるようになったのは、紀元前800年頃で、

中世には、王族・貴族・僧侶の間で、高い位を意味するものとして使われました。

毛皮を染める事が始まったのは十字軍時代と言われ、将軍たちの功績をたたえたしるしとして、毛皮の使用が許されたと言われてます。

 

13世紀に入ってから、それまで裏や衿のみに用いられていた毛皮が、洋服の表に用いられるようになり、毛皮のコートが流行するようになっていきます。

 

パリのファッション界に初めて毛皮が登場したのは、1870年ですが、当時はまだなめしの技術があまり完全じゃなく、苦情も多かったようです。

 

その後、縫製やなめしの技術が発達して、豪華な装飾として高級衣料店にはなくてはならない材料になって行きます。

 

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