毛皮の種類

毛皮の種類

種類は色々あって、

高級なチンチラ・セーブルやミンク・フォックスから、実用的なうさぎ・羊・リスなど、金額にするとかなりの差があります。

毛皮が一般の間に普及すると、これまで扱ったことのない動物、例えば黒いサルの毛皮と言った珍品を扱うお店も現れました。そうやって競ってそろえるほど、人気があったと言う事でしょうか?

 

代表的なものを紹介したいと思います。

 

【アストラカン

羊のカラクール・ラムを一般にアストラカンと呼んでいて、アストラカン地方から産出されることからこの名前がついています。

ラクール種の羊の胎児、又は生後一週間以内の子羊の毛皮で、毛は玉状に縮れていて美しい巻き毛の波形が特徴です。

 

【ウサギ】

野生のものはヘア、養殖の物はラビットと呼ばれています。

ウサギは白が最も高級で、それ以外は雑と呼ばれます。

抜き毛、刈り毛したり、染めて使う事が多く、安価なので色んな製品に用いられます。

 

オポッサム

フクロネズミの事で、有袋類の一種です。

毛皮は黒味がかかった銀色で、毛は長く丈夫です。

 

【セーブル】

黒てんのことです。

毛皮は長くて密で、ふさふさとして絹のような感触と優雅な光沢があり、毛皮の中では最高級品と言われています。

 

【たぬき】

主に、日本、中国、韓国、ロシアが産地です。

毛の色は変化に富んでますが、長毛でふんわりして豪華な割には値段が安いので、ストールなどに使わることが多いです。

 

【ちんちら】

リスの一種ですが、ウサギとリスの中間の動物です。

その毛皮は柔軟で絹の感触があり、その上、産出量が少ないので、最も高価な毛皮の一つです。

 

ヌートリア

水狸の事で、ビーバーに似ています。

その毛皮は暗褐色で光沢があり、固くて太く、耐久性があります。

 

【フォックス】

きつねの事です。

その毛皮は長く、柔らかく、光沢があり、特に尾の毛は深いです。

種類も多く、シルバー、ブルー、レッドなどがあります。

毛が長い事で、ストールや衿に使われることが多いです。

 

【ミンク】

てんと呼ばれるもので、もともとは北アメリカの水辺に棲んでいた黒褐色の物が、突然変異を起こし、色んな種類が現れ、現在では40種類近くの物があります。

毛皮は長すぎず、短すぎず、材料としては理想的で、しかも、色つやが美しく、軽くて柔らかい肌触り、色が豊富で耐久力に優れているなど、毛皮としての特性をすべて備えています。

そのため、用途は大変広く、愛用されています。

 

【ラクーン】

あらいぐまの事です。

毛皮は長く、耐久性があるので、防寒用として使われることが多いです。

 

【リス】

毛は短く密生して柔らかく、軽いので、ライナーなどに使われることが多いです。

 

【リンクス】

ヤマネコの一種です。

毛皮は絹の感触があり、毛足が長く、型のはっきりしない濃い点と美しいすじがあります。

大半の毛皮と違い、腹部の毛皮が美しく、価値が高くて重宝されています。

 

一部

毛皮の知識 :: 一般社団法人 日本毛皮協会 公式サイト


からも抜粋させていただきましたが、

毛皮の事を知りたければ、このサイトはもっと詳しく載っています。