やっと福井で「チョコレートドーナツ」公開

東京に住んでれば、公開している映画の中から見たい映画を選んだら、それは必ず何処かで上映されてるのが当たり前でしょうが、ここ福井ではそれが当たり前じゃ無い事が多々あります。
今も、公開と共に人気急上昇の「ルーシー」が、県内何処にも上映されてないんです。
ビックリですよね〜!

なので、日本公開から随分経って、忘れそうなぐらいの時を経て、やってくる映画も少なくありません。

「チョコレートドーナツ」も、観たいと思って数ヶ月。やっと上映されました。
しかも、短期間で終了するので、慌てて観に行って来ました。

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実際の事例を元に作られた社会派の映画で、期待を全く裏切らない作品でした。

1970年代、アメリカでもまだゲイが社会で認められ無い中、そんな彼が、隣に住む薬物依存の母親に育てられていたダウン症の子供を引き取って恋人と3人で一緒に住むことになった事から起きる話しですが、本当に愛情溢れる3人の生活と、それを許さない世間の常識と好奇の目、の対象が、何が人間らしい生活なのか?を観る者が考えさせられる内容になっていました。


主人公の彼が、血の繋がらないダウン症の子に対する愛情は、強く美しくそして悲しく、全般を通して描かれる無償の人間愛は涙無くしては見れませんでした。

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大好きな映画を最近はあまり観に行けてないんですが、こういういい作品に出会うと、又すぐ、次の良い映画を探したくなりますね。
何かお勧めの映画はありませんか?