古代エジプト美術の世界展
古代エジプト美術を鑑賞
福井県立美術館で7月3日から始まったばかりの美術展を、
昨日、早速観に行ってきました。
私は立体的なものが特に好きなので、
前からとても気になっていて、
日本初公開なので、開始早々から込んでるかな?と不安でしたが、
他にも出かける都合があり、朝一番に入るくらいにして行ってきました。
わかっていてもその歴史に驚く
古代エジプトなので、紀元前3000年~紀元前30頃の物が飾られているが、
紀元前3000年って、今から5000年も前のこと。
そんな頃に、人々には文字があり、教育機関もあり、鋳造技術があり、
歴史の浅い日本はかなわないな~って感じです。
学芸員による説明
観覧中に館内放送で、学芸員による説明会があると流れて、
これはといったん退場して聞きに行ってきました。
再入場可能との事なので、願っても無い事です。
説明を聞いて、もう一度入場して美術品を見ると、
色々理解が出来て、とても良かったです。
エジプト時代は人間は生まれ変わると信じられていて、
次の人生が幸せになるように祈りをこめるんですが、
身に着けるいろんなお守りがあり、棺に入れる物があり、
その願いをこめるものが、いろんな動物の形をしているのが面白いです。
石や木を彫って作ったり、ブロンズや金で作られてたり、
しかも、とてもきれいに精密に作られていて素晴らしいものばかりでした。
思わずひとつお守りに欲しい!
学者・研究者はすごい!
いろんな学者が解読に挑み、失敗し、
そして、解読に成功したのは19世紀になってかららしい。
それほど長きにわたる学者の熱意がこの解読にいたったと思うと、
どれほど難しかったんだろうと創造できます。
今、私たちが説明つきで見ても、まったくわかりませんでした。
でも、その解読によって、この美術品達の説明がつき、
私たちが目の当たりにすることが出来ることに感謝です。
それにしても、木製なのに朽ちずに今の時代に残っているのは
ピラミッドパワーでしょうか?
5000年の月日を越えても、素晴らしいまま私達が見ることが出来る、
すべてが、エジプトの奇跡のような気がします。