珍しく新刊を買って読む

年の初め、私事に色々あって、今日までブログ書いてこなかったら、

新年の挨拶以来、4か月も経ってしまった。

ビックリ!!

 

私の楽しみの一つに

「入浴中に本を読む」

と言う日課があります。

 

湯船につかって20~30分ほど本を読むんですが、

毎日の事なのであっという間に本を読み終えます。

その為、最近はず~っと古本を買ったり、息子にお古を貰ったりして読んでます。

(お風呂で読むので図書館の本は無理と思い)

それに、去年倉庫を大掃除したら、自分が高校生の時に買って、その時はまるで読めなかった旺文社文庫「百冊文庫」と言うのが出てきました。

これだけあれば当分読めると大喜び。

 

その時は本当に読めなかったんです。

本を読むのが苦手で、漫画ばかり読んでて、それを克服しようと買ったものの、

国内外のとても有名な名作が勢揃いだけど、読める実力は全くありませんでした。

数冊、パラパラめくって、無理!って片づけてしまった記憶があります。

 

その後社会人になっても、通勤電車の一時間も毎日漫画を読んでました。

漫画以外に推理小説を読むくらいの読書力しか無かったんです。

 

それが、息子にも遺伝したのか?

息子が中学の時、国語の成績が悪かったので

国語の先生の資格を持つ友達に相談したら、本を読ませるのが一番と言われ、

そこから、親子で本を読む生活の始まりです。

 

友達は丁度その時出たハリーポッターを貸してくれました。

本を読めなかった私でもとても面白く読める物から始められたのはラッキーでした。

中学生の息子と同レベルだった私。

息子と、読んだ本の感想を共有することで、二人で次々と本を読むようになりました。

 

そんな低レベルだった私が、今は倉庫から出てきた文学作品が、面白いと思って読めるようになっていて、ビックリ。

やはり名作と言われてる本は時代を超えても面白いですね。

100冊あるので、まだまだ楽しめます。これでしばらくは買わずに済むと思ってたんですが・・・・

 

今年の本屋大賞を取ったのが

地元福井県の作家さんの作品

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 

 だったんです。

 

宮下奈都さんは、地元紙にエッセーの連載もあり、

福井県ではとても有名な作家さんですが、

今まで、作品を読んだことは無かったんです。

でも、本屋大賞を取ったとなれば、是非読みたいと思い、

本当に数年ぶりに新刊を買いました。

 

「羊と鋼の森」は

私にとって未知の世界を書いた作品だったのもあり、

とても興味深く最後まで楽しめました。

ある時は主人公に自分を投影したり、又は主人公を後輩のように思ったり、

どっぷり作品に入り込んで読んでました。

 

さすが、本屋大賞!!
直木賞にもノミネートされました)

夢中になりあっという間に読み終えました。

 

めったに新しい本を買わない、私の本生活。

今日から又しばらく、旺文社文庫が続きます。