鉄道で回った台湾旅行

まずはツアーを決める

今年台湾旅行に行こうと決めたのは去年のこと。

でも、ツアーを探したくても、6月のツアーが出るのは2月くらいからボチボチ、3月くらいからが本番で、最初は地元の旅行会社の店舗でパンフレットを集めてみたけど、ネットで見るより高いツアーばかり。
そんな時、ちょうど息子の住む京都に行くことがあり、そこで、ありったけのパンフレットを集めて検討することにしました。

 

その山ほどのパンフレットの中から条件を決めて絞り込みました。

○6月出発の3泊4日

○10万円以下

九份観光は夜

 

これで選んだのが日本旅行の「いいとこどり4都市ぐるり周遊4日」です

 

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たった4日間で台湾を一周するなんてとビックリでしたが、

鉄道を使うツアーのようで、だから早く回れるんだと納得です。

 

行程は現地ガイド付き、全日程3食付の、自由時間の無いツアーですが、

初めての台湾で高齢の母も一緒なので、その方が安全かなと決めました。

 

6月11日出発

桃園国際空港についてすぐに台北駅に移動。

台北から、鉄道のツアーの始まりです。

最初に乗車したのは特急。

台北から花蓮へ移動です。

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駅に着くとバスが待ってくれてます。駅からの移動や観光は大型バスで動くので、荷物があっても楽チンです。

初日は花蓮のホテルに行くだけで終了してしまいました。

 

6月12日

花蓮でタロコ峡谷というとても壮大な渓谷を観光。

台湾の東側を回るツアーはあまり無いので、この渓谷は期待して行きましたが、本当に素晴らしかったです。

写真ではその壮大さが写らないのが残念。眼にしっかり焼き付けてきました。

次は急行で高雄へ

これはディーゼル車だったようです。

5時間以上乗ってましたが、とても田舎を通り、トンネルも多く、電化できなかったのかな?と思って乗ってました。

 

 

高雄に着いて、六合夜市を散策、愛河クルーズと夜もびっしり予定が組まれてました。

 

6月13日

高雄の蓮池潭を観光した後台南へ。

台南へはバス移動でした。
台南は台湾発祥の古都なので、由来の孔子廟など4ヶ所を観光したあとは

一路台北へ新幹線でひとっとびです。

 

台北に着くと、いよいよ期待の夜の九份

着いたのは18:00位だったので、明るい時から徐々に暗くなっていく時間帯を過ごせ、あの独特の雰囲気をゆっくり味わってきました。

 

6月14日

最後にやっと台北観光です。と言っても故宮博物館だけでしたが・・・・

その後、有名店で飲茶を食べて、今回の台湾旅行は終了しました。

 

ツアー名のとおり、いいとこどりの周遊、観光地のつまみ食いのような朝から晩まで眼一杯使っての大忙しの台湾一周でしたが、鉄道を使って回れたのは、疲れも少なかったような気がします。

 

初めての台湾、漢字が読めるのでなんとなく意味がわかるし、それよりも日本語が通じる人が多く、とても行きやすい場所だと感じて帰ってきました。

次があったら、台湾フリーツアーで、自由に行きたい所を回ってみたいと思います。

 

 

今年も梅酒の季節が

毎年、梅酒の季節は仕事が忙しくて、
ワチャワチャと終わらせるんですが、

今年も無事に梅酒の仕込みが終わりました〜。

毎年梅酒は5年間寝かすので、
今年の梅酒も、これから5年間保存されます。

今年は
焼酎を3升、ブランデーを2升漬けました。



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今まで保存されている梅酒に並べて、
新人が加わりました。

美味しくなりますように。

家族旅行

6/11の木曜から家族旅行に行っていました。

毎年、家族で旅行をするのが、私の楽しみですが、
毎回、本当にいけるのかな?ってギリギリまで不安で一杯です。
今年も無事に行けました。

昨日、夜中に帰って来て、今日から仕事してますが、
寝不足にかかわらず、なぜか元気です。
色々、感謝で一杯です!

旅行記は、あらためて書きます!

加工用語【ケミカル】

ケミカルとは

化学物質の事を言う言葉ですが、洋服に関わっていると、その言葉に結構触れます。

洋服は素材で作るものですが、ケミカルを合わせる事で、変化を追及したんでしょうか。

 

ケミカル・レース

シルクや水溶性の生地に立体的に刺繍をして、その後基礎の布を特殊な化学薬品で溶かして作られます。

立体的な刺繍の美しい模様は、とても豪華で、モチーフだけでもアップリケのように使って洋服を華やかにすることが出来ます。

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生地・レース・ファッション問屋(シルク日本製/リバーレース/チュール/ケミカル/広巾/細幅/モチーフより画像引用

 

ケミカル・ウォッシュ

デニムの加工の種類で、色落ちを促進する薬品を加えて加工することです。

ストーンウォッシュに薬品を加えると、自然な色落ちになります。

 

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1980年代に流行ったメンズファッション | Middle Edge(ミドルエッジ)より画像引用

 

ケミカル・シューズ

合成ゴムや、ビニール製・ナイロン製の靴の事を言います。

革製に比べると形が崩れやすいと言う欠点はありますが、

水に強く汚れが落ちやすく、安く作れるので、子供用に普及しました。

 

ケミカル・ファイバー/ケミカル・ファブリック

化学繊維の事です。
前のブログに化学繊維については書いてみました。

☆輝く女性の大人服 : sai.sai ブログ | 20140708

 

天然の物だった洋服に化学を加える事で、

丈夫になったり、変化したり、ファッションへの追及は素晴らしいです。

 

洋服の型【ケープ】

ケープとは

ケープと聞くと、肩や背中を覆うように作られた、婦人用のジャケットやコートを思い起こしますが、昔は男子が多く用いたようです。

 

その構造は、基本的なものとして、

円形の布の中央をくりぬいて、そこから首を出す、サーキュラー・ケープと

肩に縫い目を付けて円錐形に作られたスパニッシュ・ケープの

二種をあげることが出来ます。

 

丈は、肩より短いとケープカラーになり、ウェストより長いとマントになるので、その間で色んな丈の物があります。

 

簡単な防寒、防雨の目的で、ワンピースやジャケット・コートの上に付けて着る場合や、装飾としてついている場合もあります。その際、独立して作られているものもありますが、ワンピースやジャケット・コートに縫いつけられているものもあります。

 

ケープの歴史

その歴史は古く、エジプト時代に存在したもっとも原始的な衣服の基本形の一つでもあります。当時のスタイルは、上半身にケープ、下半身にスカートを着用していて、その形状は、四角い布を肩にかけて結ぶスタイルと、円形や長方形の布の真中に穴をあけて首を通すスタイルの物がありました。
確かにこの形は服の原点かもしれませんね。

 

紀元前3000年頃のバビロニア地方の浮彫には、ケープを着た美しい婦人像が彫られていることから、当時は薄手の布で作られ身体に沿って垂れ下がった、優雅な感じのケープだったようです。

その後は薄地、厚地、編み物、毛皮と色んな素材や形で洋服に取り入れられるようになりました。

 

面白いのは英語でケープですが、ポルトガル語のカパ(kapa)が語源の為、日本にはカッパと伝わったようです。

そのカッパにあてた感じが合羽なので、雨合羽はケープであったと言う事ですね。

 

 

 

 

お世話になった方のお見送り

あれから40年近く

私が専門学校に行くために東京に来たときに、田舎の中だけで暮らしていた私は、不安で一杯でした。

寮に住んでいたので、毎日寂しくて心細くてと言う事は無かったけれど、そこに缶詰なのも・・・・

 

実は住んでいた寮は厳しくて、外泊届けは保護者からの許可の手紙が来ないと出せないので、そんな環境の中、母の兄(叔父家族)が川越に住んでいて、私にちょくちょく遊びにおいでねと言ってくれていた叔父の家は私が外泊できる唯一の場所でした。

従姉妹は私と近い年齢で話しやすいし、叔父は優しく、叔母はお料理が上手で、川越に泊まりに行くことはとても楽しみでした。

それから、私が専門学校を卒業して就職して結婚するまでの間、叔父家族には本当にお世話になりました。

その叔母が6月1日に亡くなったんです。

 

突然の訃報にビックリ

前から色々と病気がちで、叔父が介護をしていたのですが、亡くなるほどの状態にあることは知らず、電話をもらってビックリでした。

すぐに出かける準備をしたのですが、都会は葬儀も込んでるみたいで、6月5日がお通夜と言う事と決まり、私はゆっくりと支度をして出かけることが出来ましたが、こんなに時間が空くなんて、ご家族は大変ですよね。

都会の葬儀事情にもビックリです。

 

期せずして北陸新幹線

北陸新幹線が開通して、世の中すごいブームでしたが、私は乗車できる予定がまったく無く、いつかは乗るだろうくらいのスタンスでした。

が、今回、思いがけず乗ることになりました。あまり嬉しくない機会ではありますが、ただ、そのおかげで、川越までは早く行くことができ、北陸新幹線開通には感謝です。

 

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家族葬

と言う事でしたが、優しさをたたえた叔母の顔がお出迎えしてくれた式場はとても立派でした。

 

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ただ、参列者はほぼ親族だけなので、みんなでゆっくりお見送りすることが出来、叔母の最後の様子を詳しく聞け、良いお式でした。

 

あんなにお世話になったのに、晩年はぜんぜんお会いすることが無く、不義理をしていた事を悔やみますが、今回ちゃんとお見送りが出来てよかったと思いました。

 

パターンの原型

原型とは

パターン(洋服の型紙)を作るときに元にするものです。

 

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本来は個人一人一人の体系にあった原型が欲しいところですが、オーダーで服を作らない限りは原型を作る人はいないですよね。

そういう意味で、オーダーを仕事としているパタンナーさんは誰々さんの原型と言うのを持っていますが、通常はJIS規格の9号の原型、と言ったものを使う事が多いです。

当然、大きなサイズを専門にしているメーカーさんはそういう原型、子供服のメーカーさんは子供の原型、とそれぞれの会社のターゲットにあった原型を使います。

 

原型を作る

私達パタンナーはボディーを持っていますが、一番最初にそのボディーの原型を作ることから始めます。

ボディーには洋服に必要なゆとりが入っているので、それにぴったりの原型を作れば、最低のゆとりが入った物になります。

その原型を元に、サイズに合わせたり、デザインに合わせたりして製図を行く事によって、規格に沿った製図が出来ます。

ただ、デザイン性のとても多いものは原型を使うより、直接ボディーに布を当てて作り上げていく方が早い場合もあり、パタンナーさんはデザインに合った方法で製図をしていきます。