新しいものに刺激を受け、変わらないものにホッとした日
原宿・青山
先週の金曜から東京出張に行き、いつもとんぼ返りの東京出張の中、今回は土曜日に市場調査に原宿・青山をくまなくと言っていいほど歩き回ってきました。
そこは、20代のほとんどと30代の前半に毎日働いた町。
仕事がファッション関係なので、会社が変わっても事務所が大体その周辺から変わることが無く、10年以上通いました。
その頃はまだ高いビルも少なくて、路面に美味しくて雰囲気の良い食べ物屋さんが多くあり、昼食は楽しみに色んなお店に行きました。
お米屋さんの和定食、スナックのオムライス、ランチセットにワインが付くイタリアンレストランの明太子スパゲッティー、あんかけ海鮮焼きそばが美味しい中華料理店、豆大福が美味しい和菓子屋さん、etc。思い出すと懐かしいです。
表参道には普通にクリーニング店や喫茶店やガソリンスタンドが並んでました。
現在
しかし、変わってしまいましたね~。
表参道ヒルズが出来て、それより東側は高級ブランドショップのオンパレード、西側は昔ながらの若者ファッション店。そこらじゅうに列を作る人気カフェ。
昔働いていた事務所、一つはこのビルだっけ?と悩むくらいに変わり、一つは雑貨屋さんになっていて、もう一つは入る道に迷う始末。
すごいですね~、都会の変貌。本当にクレイジーです。
変わらないもの見つけました
でも、そんな中、当時から変わってなかったお店を二つ見つけました。
なつかしいですね~。
そのうちの一つ龍の子に昼食を食べに行く事にしました。
いつの間にか、周りはファストファッションや若者たちが好むショップばかりになってしまった場所の、見落としてしまいそうな入り口の地下にあります。
入り口の近くにはクレープショップがあるので、たくさんの若い女性がクレープを食べてる中、こっそりと入って行くと、看板が見えてホッと。
頼むのは当然、坦々麺。
20年ぶりくらいに食べましたが、懐かしい味です。
今では色んなお店で食べられる坦々麺ですが、当時は、ゴマの味がしっかり効いて酸味のある龍の子の坦々麺以外は偽物と思うくらい感動した覚えがあります。
変わりすぎる東京
にあって、時々変わってないものを見つけるとホッとしますね。
学生時代通った新宿南口、初めて一人暮らしをした恵比寿、どこもかしこも見る影もなく変わってしまい、都会は懐かしむには悲しい場所です。
でも、刺激を受けるには最高の場所です、時代の流れを受けて臨機応変に変化しなければ生き抜けないでしょうから、仕方がない事だと思い帰ってきました。