雪に埋もれた2月が終わる
2月5日から降り始めた記録的な大雪が終息して、生活は通常に戻りましたが、そこらじゅうにある雪山はなくならないままで、この雪いったいいつになったら溶けるんだろう?って今の興味はそこです。
今年の大雪の記録をちょっと書いておこうかなと。
5日から降り始めた大雪はいったんその週の金曜日にやむものの、その次の週にまた降り始め、最終私の市では積雪2mを超えました。
市内で豪雪地域とされる山間部では4mを超え、さすがに慣れてる地域でも悲鳴。
大雪が降り始めた7日に書いたブログです。
この時はまだ、ここまで続くとは思ってませんでした。
このブログの段階では大雪に慣れてる私の市では買い物に行けば残ってるものもあったし、これで終息すれば早く元に戻れると思ってたんですが・・・・
その後、県庁所在地である福井市の麻痺がこちらに及ぼす影響がジワジワと効いてきました。
都市部の雪の弱い事。
主要幹線道路が復旧しないので、流通がストップした状態が回復しません。
スーパーマーケットの棚から食品が無くなり、ガソリンが届かないのでガソリンスタンドでは給油が出来なくなり、ガソリン不足が除雪車にも影響して、道路の除雪もままならなくなり、道の雪がとれなくなった為、学校の休校は続き、とにかくどこにも出かけないで家にこもる日々が1週間ほど続きました。
私の住む福井県勝山市はもともとが雪国で、家の前の除雪作業が毎日続くことはよくある事なので、その事で辛いとは思いませんが、さすがにこれは参りました。
やっと雪がやんだ14日の晴れ間、事務所の前は出入りできない状態です。
通用口があり、私達はそちらで出入りしてます。
目の前の国道が片側2車線あるのですが、1車線しか除雪してないのと、歩道の除雪も入らないので、自力で道路まで除雪しようと思うと距離が4m位あります。
なので、とりあえず、人間が通れる細い道だけあけました。
たまたま反対車線をバスが通ったので写真を撮りました。
中央分離帯の雪の山に隠れて、頭しか見えません。
この晴れ間の後一気に回復が始まります。
ガソリンも供給始まったし、スーパーの棚にも少しづつ物が戻ってきました。
私は16日には車のガソリンを満タンにして、スーパーマーケットで買い物を思いっきりしてきました。
息子のお嫁さんからのバレンタインデーのプレゼントです。
流通の麻痺で、2/17に届きました。
こんな時に嬉しい贈り物です。疲れた身体に甘いものは幸せを運んでくれます。
福井県はバレンタインデーには大雪でそれどころじゃなかったので、チョコが売れ残りお店がダメージを受け、福井商工会議所は、セカンド・バレンタインデーと銘打って28日をその日に設定したようです。チョコ売れるといいですね。
除雪車のフル活動のおかげで、道は少しづつきれいに。本当にありがたい事です。
さすが雪に慣れてるわが町。
除雪の技術は素晴らしいです。
道のきわ、こんなにきれいにとって行ってくれます。
そして21日にはやっと歩道に除雪が入りました。
これで、雪がとけるのを手助けしてくれ、雪山も高さが減っていきます。
あっという間に三月まで、後数日になりました。
来月の末には雪も消え、大雪があった事も思い出話になるんでしょうか。
まだまだ消えそうに無いですけどね。
春が待ち遠しい今でした。